【沖縄県】国際色豊かな文化を楽しめる沖縄

沖縄県は台湾と本州の間、東シナ海に浮かぶ150以上の島々からなる日本最南端の県です。そのうち、沖縄本島、宮古島、石垣島、西表島などを含む49の島に人が住んでいます。

気候は一年間を通してあたたかく、真冬でも10度以下になることはほとんどありません。年間の平均気温は23.1℃で、最高気温は30℃を超える日が、年間100日以上になることもあります。
6月から10月の間は台風の通り道になることから、年平均で7〜8回も台風が近づき大きな被害をもたらすことがあります。

沖縄県の産業の特徴は、第3次産業の割合が高く約85%を占めています。美しい自然を求めて訪れる観光客は年々増えており、沖縄の経済を支えている大きな産業は、観光産業と言えるでしょう。また、古来よりアジア各国との交易が盛んだったことから、独特の文化に育まれきた食や音楽も魅力のひとつとなっています。

一日も早い復旧・復興を願う「首里城」

中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式、沖縄の歴史や文化を象徴する首里城は、鬼縄のシンボルそのものと言えます。那覇市で、最も人気の観光スポットしても有名です。
2019年10月31日に大規模な火災が発生し、現在では一部が閉鎖されています。一日も早い復旧・復興を祈るばかりです。

また、首里城周辺では、沖縄そばや伝統のお菓子などを食べられるお店があるほか、泡盛蔵元の見学ができるなど首里のまち散策も楽しめます。

世界一のジンベイザメを見に行こう!「美ら海水族館」

沖縄美ら海水族館で飼育展示されてるジンベイザメは、なんと飼育25年目。世界中の水族館で最も長く飼育されており、現在も更新中です。ジンベイザメの雄大な遊泳シーンやダイナミックな餌やりタイムには圧巻です。

癒しに溢れるサンゴ礁に囲まれた「竹富島」

石垣島から高速船でたった10分で到着する竹富島。白いサンゴ礁が敷かれた道に、伝統的な赤瓦の並ぶ集落のまち並みは、まるで別世界に迷い込んだような美しさです。水牛がひく車に乗ってまちを見学したり、レンタサイクルでビーチまで走るのがおすすめです。夜には三線の音色に耳を傾けながら、満天の星空を望むことができます。

ご当地グルメがいっぱい!

オリオンビール

沖縄でビールと言えば「オリオンビール」でしょう。石垣島や宮古島では、毎年7月にはオリオンビアフェスとが開催され盛り上がります。

沖縄そば

沖縄で「そば」といったら、中華麺に由来する製法の麺を使用した「沖縄そば」のこと。沖縄県の郷土料理です。具材には三枚肉、沖縄かまぼこ、小ねぎ、薬味に紅しょうがやコーレーグス(島とうがらしの泡盛漬け)などが使用されます。ソーキ(豚の骨つきあばら肉)を具材にしたソーキそばなどもあります。

沖縄もずく

沖縄のもずく生産量は日本一。遠浅の澄み切った美しい海は、もずくの養殖に最適なのです。沖縄もずく(通称:太もずく)は、東北などで獲れる細もずくより太めで粘着に富み、もっちりとした食感が特徴です。

海ぶどう

海のキャビアとも言われる海ぶどうは、プチプチとした独特の食感が特徴です。

小高朋子(kotaka)
1982年、神奈川県生まれ。アパレル、映像制作会社を経てフリーのライターへ。農業・食・旅を中心に取材記事を執筆する。
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